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京都教育大学附属桃山小学校

小学校

情報の一元化で家庭と連携、教育活動の見える化の実現へ

京都教育大学附属桃山小学校

京都教育大学附属桃山小学校では、保護者へのお知らせ、児童生徒の健康観察登録、アンケート配信・収集等を様々なアプリケーションを組み合わせながらデジタル化をはかってきました。一方で、複数のアプリケーションを利用することによるID管理の煩雑さや、情報が分散され管理されること、各種アプリケーションの機能制限等による利便性の課題が発生していました。また、児童出席簿出力をはじめ、成績入力、指導要録作成、通知表の出力、指導時数計算など、校務に関わる作業については簡易ツールを用いて行っており、教職員の業務負荷軽減という課題も抱えていました。これら必要な情報が一元化されるようになれば、もっと家庭と連携をして学校の教育活動を見える化できるようになると考え、ワンプラットフォームで対応できるクラウドシステムの検討を行ってきた結果、ツムギノの採用に至りました。

課題

取材準備中

効果

取材準備中

京都教育大学附属桃山小学校 副校長 桑名 良幸 氏からのメッセージ

-子どもが通過する様々なステージにおける、シームレスな情報共有を実現し、Education2030のモデル化を図る-

GIGAスクール構想の前倒しによって、ネットワークインフラを含む一人一台端末の環境が整い、そこに新型コロナウイルスの世界的流行という環境が相まって、今日の教育が激変したことはすべての教員が体感したことと思います。私は兼ねてから「教育×環境」の重要性に目を向け、GIGAに先駆けてネットワークインフラ、端末の整備をはじめ、未来型教室への改修等、本校の教育環境をマネジメントしてきました。
「ツムギノ」というスクール・コミュニケーションプラットフォームに出逢い、子どもを中心に据え、家庭、学校をシームレスに紡ぐための機能として2021年度の夏に採用し、同年の秋には本格導入しました。それと同時に、本学が6つの附属学校園(幼稚園・小学校・中学校・高等学校・特別支援学校・義務教育学校)を所有しているというリソースを最大限に活かし、様々な校園種を一つの教育プラットフォームで紡ぐことによる成果と課題を明らかにしていくというプロジェクトを立ち上げ、全ての附属学校園でのツムギノ導入に向けての準備が進んでいます。
子どもを中心に、全ての教育機関と家庭が繋がるという、全国の公教育環境の一つのモデル化を図っていけることに期待しています。
※2024年度からは中学校と高等学校が併設型の中高一貫校になります。


※2022年7月27日付「京都教育大学附属桃山小学校向けにクラウドサービス「ツムギノ(tsumugino)」を導入」プレスリリースより抜粋

京都教育大学附属桃山小学校

明治41年(1908年)、京都府女子師範学校の設立と同時に代用附属小学校として発足したことから始まった、100年を超える歴史を持つ国立学校です。学校教育目標に「自立」と「共生」を掲げ、「子どもの側から教育を発想する」ことを教育理念とし、日常の教科教育はもちろんのこと、「教育の情報化」「国際交流を含めた外国語教育研究」「我が国の伝統文化教育の取組」など、様々な研究、取組を行っています。GIGAスクール構想以前から教育の情報化に力点を置いて研究を進め、校内インフラの整備と共に、2018年には高学年、2019年には中学年と順次、一人一台端末の状況を整えてきました。また、2019年からは家庭に配布する文書、および連絡を全てデジタル配信に切り替え、より子どもたちの学習の見える化を通して家庭との連携を強化してきました。
所在地: 京都府京都市伏見区桃山筒井伊賀東町46 校長: 児玉 一宏

https://www.momosyo.com/

京都教育大学附属桃山小学校

2022年10月
記載の情報は2022年10月時点のものです