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2021.01.18
教育業界向けにスクール・コミュニケーション・プラットフォーム + 校務支援システム「ツムギノ(tsumugino)」を販売開始
テクマトリックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:由利 孝)は、教育業界向けの新規事業として、スクール・コミュニケーション・プラットフォーム+校務支援システム「ツムギノ(tsumugino)」の販売を、2021 年 4 月 1 日より開始することをお知らせいたします。
GIGA スクール構想により、子ども一人につき一台ずつデジタルデバイスを導入する時代に突入しました。2021 年は学校教育のデジタル化が動き出す「教育 ICT 元年」と言われています。デジタルデバイスの有効活用、主体的・対話的で深い学び(アクティブ・ラーニング)の視点からの授業改善など、子どもの資質・能力を一層確実に育成できる教育環境の整備や学校運営の改革が求められています。
「ツムギノ」の原点は軽井沢風越学園向け「typhoon」システム
テクマトリックスと学校法人軽井沢風越学園(所在地:長野県北佐久郡軽井沢町、理事長:本城 慎之介)は、同学園向けに学びの個別化を実現するコミュニケーション・プラットフォーム「typhoon」(タイフーン)の共同開発を行いました。2020 年 4 月、新型コロナウィルス感染症禍の下で、オンラインでのスタートになった軽井沢風越学園。その中で「typhoon」は子どもと保護者、学園のスタッフの 3 者をつなぐコミュニケーション・プラットフォームとして、一気にシステム利用が進みました。
軽井沢風越学園では、子どもが自分の学びをデザインします。学習計画を立てるだけでなく、宿題やテスト も自分で計画し、何を学んだかを定期的にふりかえって、仲間やスタッフと共有します。異学年の子どもたちが関わりあいながら、自分なりの学び方やペースをつくることは、自分の未来は自分でつくることができるという実感につながります。そうした子どもの学習や活動を下支えしていくのが「typhoon」です。「typhoon」の中心には子どもがいます。
※2020年5月21日発出のプレスリリースはこちらから
この「typhoon」を広く教育機関向けに商用化したクラウドサービスが「ツムギノ」です。
ツムギノのサービスコンセプト
「ツムギノ」は、これからの学びとコミュニケーションを創る、新しい形のスクール・コミュニケーション・プラットフォーム+校務支援システムです。
子どもを中心に考えた「ツムギノ」独自の設計で、校内外にわたる充実したコミュニケーション機能に加え、学びの蓄積、教職員の校務支援機能までを一元化しています。学校教育をこれまでの全員一斉・受動型から、主体的・探究型へと進化させ、子ども一人ひとりの未来への可能性を広げます。
ブランド名「ツムギノ」は、新しい学びを未来に向けてカタチ作りながら、新たなものを創造し教育業界に革新と新たな価値を生み出すことを思いに込め、“学びを 未来へ 紡ぐ”+“Innovation”= ツムギノ(tsumugino)としました。
ツムギノの導入メリット
1.新しいカタチのコミュニケーション
子どもに関連するさまざまな情報と細やかに連携して、子ども、保護者、学外の関係者と教職員が、セキュリティを確保された環境のもと、自由で充実したコミュニケーションを取ることができます。マルチデバイス(Chromebook、WindowsPC、iPad、スマホ等)に対応しており、たとえば保護者はスマホを使って、出欠連絡、学校便り等の閲覧、アンケート回答などが可能です。
2. 子どもが主役、子どもの学びの履歴を蓄積
子どもの主体的・対話的な学び(アクティブ・ラーニング)をサポートします。子どもの日々の活動実績、記録(ポートフォリオ)に対して、教職員、保護者、まわりの子どもたちやサポーターからのフィードバックを一緒に記録・蓄積でき、学びの履歴として出力できます。
3.教職員の働き方改革を推進
学籍、出欠、保健、成績、時数、アンケートなどの情報を一元管理。蓄積された情報を活用した学習指導要録、成績証明書、調査書などの帳票出力も簡単に操作可能。教職員の校務・教務の業務効率化を実現し、教職員間の情報共有・発信によって教育の質的向上を促進することで、教職員の働き方改革をサポートします。
ツムギノの販売・提供に関して
- 販売開始日: 2021 年 2 月 1 日
- 提供開始日: 2021 年 4 月 1 日
- 提供形態 : クラウドサービス(SaaS)
- 販売価格 : 別途お問合せください