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学校法人瀧川学園 滝川第二中学校・高等学校

中学・高等学校

歴史ある学園が選んだ、クラウド時代の校務環境。「ツムギノ」で実現した現場改革

学校法人瀧川学園 滝川第二中学校・高等学校

兵庫県神戸市で100年以上の歴史を持つ瀧川学園の構成校、滝川第二中学校・高等学校は、20年以上ICTを活用してきましたが、従来のオンプレミス型校務システムでは成績や出欠データが分散しており、学内の特定端末でのみ入力が可能なため、二重管理が発生していました。欠席連絡は電話中心で時間外対応も多く、通知表や配布物は紙が基本。さらにサーバ保守やバックアップの負担も重く、業務効率とセキュリティの両面に課題を抱えていました。そこで2020年からクラウド化を検討し、メンテナンスコストのリスク低く、コミュニケーション機能も充実した校務支援システム「ツムギノ」を選定、2023年に導入しました。

課題

成績入力は特定の部屋のPC1台限定。学期末に業務集中。欠席連絡は電話、時間外対応も常態化。バックアップやセキュリティ、メンテナンスコストの不安。

効果

クラウド移行により、安全で安定した校務環境を実現。成績の一元管理と連絡のデジタル化によって業務効率が向上し、保護者との情報共有も円滑に。

次世代の学びを支える基盤整備

滝川第二は当初、部活動(特にスポーツ)を中心とした学校として設立されましたが、時代のニーズに応じて学習面も強化し、中高一貫校へと発展しました。一方で、少子化や生徒募集競争の激化を背景に、学校改革と特色を打ち出す必要性も高まっています。そのなかで、学校の個性を尊重しつつ教員の働き方改革や業務効率化、生徒にとっての学びやすさの向上を目的に、IT・ICTの導入も、積極的に推進してきました。
「私は企業出身の立場から費用対効果を重視しつつ、瀧川学園らしさを大切にしながら時代の変化に対応し、教育と経営の両立を目指しています。(写真:学校法人瀧川学園 理事長 瀧川氏)」

特定PC依存を解消。クラウド移行で広がる校務環境

働き方改革が求められる中、教員の時間の使い方を見直し、非効率な校務をできるだけ減らすことが大きなテーマでした。従来のオンプレミス型システムでは、成績入力を特定の部屋にある1台のPCでしか行えない環境だったため、多くの時間と手間がかかっていました。教員の端末からオンプレミス型システムへ直接アクセスできるような改修を検討しましたが、莫大なコストになり、断念。オンライン授業で使用していたコミュニケーションツールや生徒の出欠連絡の環境にも課題があったので、本格的に校務全体のクラウド化を進める方針に転換しました。そこで出会ったのが「ツムギノ」です。導入後は、各教員の端末から成績や出欠の入力・確認が可能となり、場所や時間に縛られない校務環境を実現しました。

「導入当初は、新しいシステムへの移行や複雑なカリキュラム・成績様式への対応に時間を要しました。特に高校のコース制や細かな評価項目について、初年度は調整やすり合わせが必要でしたが、テクマトリックスとコミュニケーションを密にとり改善を重ね、2年目以降は運用が安定しています。(写真:滝川第二中学校・高等学校 校長 本郷氏)」

成績処理時間を約2~3割削減。学期末業務を効率化

従来は、各教員が作成したExcelの成績データを紙で出力し、校務システムへ再入力する運用でした。確認や修正のたびに再出力・再入力が発生し、学期末業務の大きな負担となっていました。ツムギノ導入後はCSV連携によりデータを直接取り込み、画面上で確認・修正まで完結。二重入力が不要となり、成績処理時間は体感で約2~3割削減されました。正確性への安心感も高まり、教員が本来の教育活動に時間を充てられる環境が整っています。さらに、成績処理や通知業務のデジタル化によって、紙の出力や郵送にかかる手間も大幅に減少。結果的に時間的コストの削減にもつながっています。

「教員の業務効率化に加え、郵送費や封筒代・紙代・印刷代といった経費や時間的コストの削減、業務フローの簡素化など、多面的なメリットについて保護者や事務スタッフの理解を得ることができました。運用コストについては保護者にもご負担いただいています。(写真:滝川第二中学校・高等学校 センター長 和田氏)」

電話による連絡体制を見直し。保護者との関係も変化

保護者との連絡も、欠席連絡をアプリ上で完結できるようになりました。通知表や学校からのお知らせもデジタル配信へ移行し、保護者はスマートフォンからいつでも確認できる環境が整っています。学校側でも履歴管理が容易になり、寮生や遠方在住の家庭にも確実に情報を届けられるようになりました。その結果、保護者との情報共有が強化され、学校全体の信頼性向上にもつながっています。
「欠席・遅刻の連絡は電話が中心で、朝の時間帯は教員が対応に追われていましたが、ツムギノの導入により、学校の指定時間内に確認できるようになりました。その結果、教員の勤務時間前や休日にも余裕が生まれました。(写真:滝川第二中学校・高等学校 教務部長 下原氏)」

「本校は寮もあるため、これまで寮生の保護者には封書で送付していた配布物 などがデジタルで容易に保護者のお手元に届くようになったことを、非常に便利だと感じています。授業参観や体育祭、文化祭、研修旅行などのイベントの様子や写真もツムギノで確認でき、とても好評です。(校長 本郷氏)」

セキュリティとデータ保全を重視し、安定運用を実現

クラウド化により、校務環境は大きく進化しました。サーバ更新やUPS管理、バックアップ作業が不要となり、保守費や見えにくい人件費を削減。特定端末に縛られない運用でセキュリティリスクも低減しました。さらに、多世代バックアップによる堅牢な基盤を保護者にも説明できる安心感が向上。校務DXを進めるうえで欠かせないデータ保全への安心感が高まりました。定期的な打ち合わせや迅速な帳票対応など、伴走型の手厚いサポートも大きな強みとなっています。

「学校からのお知らせも、バスの時刻表から生徒が表彰された報告までさまざまですが、どの情報もホームページへの掲載や紙での配布などではなく、セキュリティに守られた場所でまとめて共有できるようになりました。(写真:滝川第二中学校・高等学校 副センター長兼入試広報室副室長 北垣氏)」

学校法人瀧川学園 滝川第二中学校・高等学校

実業家が地域貢献と日本を担うリーダーの育成を目的に設立した瀧川学園は、1984年に滝川第二高等学校を開校。広大な敷地を活かして教育環境の整備と学習面の強化を進め、生徒数の増加や地域ニーズに応える形で中学校を設置し、中高一貫教育へと発展しました。スポーツ・文化活動と学習の両立を重視し、「自由でおおらかな校風」のもと、生徒の自主性を尊重する教育を特色としています。

所在地:兵庫県神戸市西区春日台6丁目23番
学校長:本郷 卓


https://takigawa2.ed.jp/

学校法人瀧川学園 滝川第二中学校・高等学校

2026年4月
記載の情報は2026年4月時点のものです