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2022.12.22

ツムギノ、クラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」との連携を開始

テクマトリックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:由利 孝)が提供する教育機関向けクラウドサービス「ツムギノ」は、NTTコミュニケーションズ株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役:丸岡 亨)が提供するクラウド型教育プラットフォーム「まなびポケット」との連携を開始することをお知らせします。

連携の背景

2022年3月に文部科学省「情報セキュリティポリシーに関するガイドライン」が改訂され、アクセス制御によるセキュリティ対策が認められました。「まなびポケット」では、同ガイドラインに準拠した多要素認証・リスクベース認証を実現する統合認証サービスを2023年1月から提供開始予定です。クラウドサービスである特長を活かし、校務支援システムとの連携時に多要素認証によるアクセスに限定することで、校務支援システムに登録されている重要度の高い情報資産の保護ができ、教育現場での利便性を向上させると共に教職員の業務負荷を軽減できると考え、今回の連携にいたりました。

連携内容

学習コンテンツを豊富に取り揃え、文部科学省が推進する「MEXCBT」(※1)と接続している「まなびポケット」のアカウントを利用することで、教職員は出欠管理や成績処理等の校務を行う「ツムギノ」にシングルサインオンでログインすることが可能となります。多要素認証を前提とするアクセスにより、クラウド型校務支援システムであってもセキュアな利用環境を実現します。

(※1)「学びの保障オンライン学習システム(「MEXCBT」(メクビット))」は文部科学省が開発をすすめる、児童/生徒が学校や家庭において、国や地方自治体などの公的機関等が作成した問題を活用し、オンライン上で学習やアセスメントができるCBT(Computer Based Testing)システムです。詳細は「学びの保障オンライン学習システム(MEXCBT)について:文部科学省  (mext.go.jp)」を参照ください。

今後の展開

「ツムギノ」と「まなびポケット」は、今後以下のような連携を図る予定です。

出欠情報連携
「まなびポケット」で取得し自動集計された出欠情報を「ツムギノ」に連携し、出席簿や成績関連に自動的に反映することで教職員の業務負担を軽減します。

学習データ連携
授業計画の情報連携や「まなびポケット」の学習データを「ツムギノ」に反映し、観点評価の指標とするなど校務システムと学習システムの組み合わせによる相乗効果を創出します。

ユーザ情報連携
一般社団法人日本IMS協会において技術標準規格として検討されている「OneRoster / Japan Profile」への対応により名簿情報の連携をシステム間で行いやすくすることで、年度更新や新入生登録の際にそれぞれのサービスでメンテナンスする運用業務を軽減します。


※プレスリリースの詳細は、こちらのPDFファイルをご覧ください。

【本ニュースに関する問い合わせ先】
 テクマトリックス株式会社
 EdTech事業部
 Email:tsumugino-sales@techmatrix.co.jp