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2023.08.30

クラウドSaaS型「ツムギノ」、文部科学省「次世代の校務デジタル化推進実証事業」に採択

 スクール・コミュニケーション・プラットフォーム+校務支援システム「ツムギノ」を提供するテクマトリックス株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:由利 孝)は、文部科学省「次世代の校務デジタル化推進実証事業」に採択されましたのでここにお知らせいたします。

文部科学省「次世代の校務デジタル化推進実証事業」について

 統合型校務支援システムの整備率は2022年時点で81.0%まで上昇し、校務効率化に大きく寄与してきましたが、その殆どがネットワーク分離(閉鎖系ネットワーク)によるオンプレミス型運用であり、校務用端末は職員室に固定されているため、クラウド時代の教育DXに適合しなくなっています。
 2023年3月に行われた「GIGAスク―ル構想の下での校務の情報化に関する専門家会議」では、校務処理の多くが職員室に限定され働き方に選択肢が少ない、紙ベースの業務が主流となっている、学習系データと校務系データとの連携が困難、帳票類の標準化が道半ばなどを現在の校務情報化の課題と挙げています。
(引用:文部科学省「GIGAスクール構想の下での校務DXについて」)

 このような課題の解消を目指して文部科学省が進めているのが「次世代の校務デジタル化推進実証事業」です。文部科学省主導の本実証では、校務支援システム各ベンダーにおける次世代の校務支援システムへのモデルチェンジを加速させることにより、各自治体における次期システム更改の際に、次世代の校務支援システムへの移行を円滑に進めることを目的としています。

文部科学省の本実証事業における機能強化項目

 a. SaaSとしての提供
 b. データベースの暗号化
 c. 多要素認証への対応
 d. 汎用のクラウドツールとの連携
 e. 学校及び児童生徒に関するデータを児童生徒・学級・学校・教育委員会それぞ れのレベルで統合して可視化するダッシュボード機能

 ツムギノでは上記 a~d の機能はすでに実装済のため、主に e のダッシュボードの機能を開発・実証する予定です。本実証事業を通じて、校務支援システムのクラウド化による校務DXを実現し、教職員の働き方改革(業務効率化)と本来あるべき児童生徒と向き合う時間の創出に向けて、教育事業を推進して参ります。


※プレスリリースの詳細は、こちらのPDFファイルをご覧ください。

【本ニュースに関する問い合わせ先】
 テクマトリックス株式会社
 EdTech事業部
 Email:tsumugino-sales@techmatrix.co.jp